2015年02月28日

2月の終わり

昨日ニュースの原稿書いていた時、「病院に搬送された」までだったレナード・ニモイが今朝ラジオをつけた途端に「亡くなった」と聞いてショックでした。「スター・トレック」「スパイ大作戦」テイジンのCMと日本人にもなじみ深い方でした。ご冥福をお祈りします。
そんな2月の最後の日の一日前、旧ニュー東宝シネマ1ことTOHOシネマズ有楽座が最終上映を迎えていました。もちろん平日だったので行けるはずもなく、とりあえず休日出勤前に閉館した姿を見に行こうと思って、有楽町のニュートーキョー数寄屋橋本店(このビルが再開発のため移転するので閉館になったんですが)に行ってきました。せっかく来たので、地下にあるイタリアンレストランVINO VITA(ここはかつてのニュー東宝シネマ2があった場所)で昼食をとることに。なんとバイキング式だったので、最近ろくなものを食べていないため、食べ過ぎてしまいました。これから仕事だというのに。
この数寄屋橋一体、いまかつての東芝ビルが建て直し中で、地下の巨大駐車場も大幅に直しているところ。まあ2020年の東京オリンピックに向けての大規模な工事の一環なのかもしれませんが、そのお隣にある77年の歴史あるニュートーキョーも間もなく最後とあって、年配の方たちが集団で一階のビヤホールに集まっていた様子。有楽町の見慣れた風景も大きく変わりそう。ちなみに移転先は有楽電気ビルです(3月上旬)。
posted by 編集長 at 20:20| 日記

2015年02月23日

アカデミー賞終わって

レッドカーペットから授与式の終わりまでアカデミー賞授与式を鑑賞しました。
最後の最後に来て「バードマン」が「6才のボクが、大人になるまで。」を逆転したという感じですが、この流れは批評家賞が一揃い出終わって、組合賞が次々発表された先々週くらいから徐々に明白になっていったもの。それでも最後の最後までこの2作のどっちに軍配が上がるか微妙でしたが、ついに「バードマン」が追いついたという感じです。その代りリチャード・リンクレーター組はパトリシア・アークェットの助演女優賞のみになってちょっとかわいそうな感じ。
とはいえ、最初のうちは鉄板と言われていた「バードマン」のマイケル・キートンの主演男優賞も賞レース終盤になって、エディー・レッドメーンがどんどん優勢になっていったのも今年のサプライズの一つ。スピリット賞を受賞した昨日の時点では、まだキートンにも勝機があったんですが。流れは完全にエディーに向いてしまったようです。批評家が見るのと現場の同業者が見るのではこういう違いがあることを知らされた感じです。
もう一つ番狂わせに見えたのが長編アニメ賞の「ベイマックス」受賞。この部門は本当の本命だった「LEGOムービー」が候補にも入らないという時点で何か起きそうな予感はあったのですが、絶対的に優位にあった「ヒックとドラゴン2」をやぶって、ほかの賞ではほとんど受賞していない「ベイマックス」がここでだけ受賞するのは驚きでした。それだけディズニーがオスカーに好かれている証拠でしょうか? 
今回感動的だったのは50周年トリビュートで「サウンド・オブ・ミュージック」の名曲メドレーをレディ・ガガが見事な歌唱で歌ったとき。いつもと違う純真な?パフォーマンスにみんながスタンディングオベーションをしていた時に、オリジナルのジュリー・アンドルーズが登場し、ガガを抱きしめると満場の感動がクライマックスに。もう一つはオリジナルソング賞の『セルマ』の“グローリー”のパフォーマンスでしょうか。主演のデーヴィッド・オイエロウォが号泣し、つられて?クリス・パインまで落涙。これもスタンディング・オベーションでした。
それと今回は候補者に黒人が少ないと批判されていたせいか、プレゼンターの黒人俳優率が高かった感じが。テレンス・ハワード、ジェニファー・アニストン、ヴァイオラ・デーヴィス、オクタヴィア・スペンサー、オプラ・ウィンフリーにエディー・マーフィーまで登場して、「私たちは黒人を軽んじていませんよ」というアカデミーの声(司会のニール・パトリック・ハリスも最初のトークでそんなことを言っていたし)なのでしょう。
ともかく朝から約6時間、ずっと見ていても飽きないアカデミー賞でした。

posted by 編集長 at 19:45| 日記

2015年02月22日

スピリット賞とラジー賞

アカデミー賞の前日、ふたつの恒例賞が発表されました。
まずひとつはインディペンデント・スピリット賞。作品賞を取ったのは「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」。これで明日のオスカー作品賞で大逆転が起きる可能性が高くなりました。本命だった「6才のボクが、大人になるまで。」は監督賞をリチャード・リンクレーターが獲ったけど、これもどちらかといえば「バードマン」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが獲るかもと思われたので、ある意味ひっくり返ったのかも? しかし明日はこの2作がどう戦うのか、最後の最後までわかりません。「バードマン」のこの賞レース終盤にきての粘り強さは、近年のオスカーシーズンになかったもの。といっていると、主演男優賞の本命、「バードマン」のマイケル・キートンに黄信号が。「博士と彼女のセオリー」のエディー・レッドメーンがここにきてかなり有力に。こんな時期にこれだけの不確定要素が残るオスカーは本当に珍しいかも。
 さてもう一つはワースト映画賞を選ぶラジー賞ことゴールデン・ラズベリー賞。今年の最多受賞は日本では未公開なのでよくわからない「カーク・キャメロンのセービング・クリスマス」が作品、主演男優、脚本、コラボ賞を独占。残念ながらキャメロン・ディアズが主演女優賞(「セックステープ」と「アザー・ウーマン」で。どちらも日本未公開)を受賞。でも洒落のわかるキャメロンなら笑ってやり過ごせるところでしょう。そのキャメロンが出ていた「ANNIE」がワーストリメーク賞を受賞。
 どちらもオスカー前日のトピックですが、明日は生中継でオスカー授与式を朝から見る予定。どんな結果が待っているのか、こちらもわくわくです。
posted by 編集長 at 19:44| 日記

2015年02月19日

第三回・新午前十時の映画祭

今年はやるのかなと心配していた、午前十時の映画祭。ようやくラインナップが発表されました。
今回は全30作品と前回より5作品多く、劇場も52巻から54館へ拡大。そして上映形態も少し変わって1週間上映の作品と2週間上映の作品に分かれているので、作品数が増えたのです。また上映劇場は前回までABCの3グループに分かれていましたが、今回はABの2グループに分かれる感じです。
気になるラインナップは、ファンのリクエストの多かった「小さな恋のメロディ」はじめ、「アフリカの女王」「グレン・ミラー物語」「死刑台のエレベーター」「王様と私」「シェルブールの雨傘」「さらば友よ」「ライアンの娘」「ひまわり」「オリエント急行殺人事件」「ラストエンペラー」「八月の鯨」「宋家の三姉妹」「恋におちたシェイクスピア」「リトル・ダンサー」の新規15作、それに再上映として「風と共に去りぬ」「カサブランカ」「素晴らしき哉、人生」「ローマの休日」「エデンの東」「慕情」「アパートの鍵貸します」「メリー・ポピンズ」「ニュー・シネマ・パラダイス」「ショーシャンクの空に」の10作、そして日本映画から「東京物語」「秋刀魚の味」「赤ひげ」「新幹線大爆破」「駅STATION」の5作です。
「小メロ」はたしかに久々なので、当時のファンが詰めかけそうですね。個人的には「アフリカの女王」とか「さらば友よ」あたりが嬉しいかな。上映は4月4日からです。本誌5月号でも作品解説や上映日程など取り上げる予定です。
posted by 編集長 at 14:25| 日記

2015年02月15日

カンバーバッチが結婚

ベネディクト・カンバーバッチがバレンタインデーに結婚式を挙げたようです。もちろんお相手は婚約者ソフィーさん。彼女が妊娠していることが先日報じられ、赤ちゃんが生まれる前に式を挙げたいと言っていたから、近いうちに挙式するんだろうとは思っていましたが、おそらくアカデミー賞の後?なんて思っていたら、前にやってしまったんですね。
今月号にはジョニー・デップの挙式が間にあったのでほっとしていたところでしたが、こちらの方は当然間にあっていません! 式はワイト島の教会で行なわれたそうで、ファンも集まっていたからパパラッチも集合していたはず。そのうち式の写真も出てくることでしょう。残念ですが次号でこの結婚は報じることになります。でも2月21日発売の4月号ではカンバーバッチを大特集していますのでファンの方はよろしく。
それにしてもここのところセレブの結婚が相次いでいます。ブラピとアンジーが結婚したあたりから?クルーニー、キャメロン、ジョニーなどかつては結婚などありえないと思った人、言った人が次々式を挙げるのは、彼らがそういう心境になる「お年頃」になったということでしょうか。確かにずっと一人というのも年を取るとしんどくなるものですからね。
posted by 編集長 at 14:53| 日記

2015年02月12日

4月号校了

ようやく4月号が校了しました。
今回はブックものの付録に、ぎりぎりまで待たなければいけない写真やニュースが多い、印刷所の休みが入るなどなど、いろんな条件が重なって、綱渡りの校了になり神経を使いました。
ちょっと早めに内容を明かすと読者選出ベストテンや、アカデミー賞特集、ゴールデングローブ賞レポート、ジョニー・デップ来日&結婚、シリーズ映画最新情報など盛りだくさんです。ほっと一息と思いきや、2月は28日までしかなく、いつもより1週間くらい早いペースで進行する特殊な月なので、もうすぐに5月号に取り掛かっています。早くも今年の三分の一が終わり、毎年こうしてどんどん月日が過ぎていくんだなあと思いにふけっている暇もありません。とりあえず今晩は話題作「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のたった一度きりの限定試写に行ってきます。全米では大ヒット間違いなしですが、日本ではどうなるか興味津々です。
posted by 編集長 at 15:52| 日記

2015年01月27日

ジョニー来日イベントには出席

昼の会見をキャンセルして、マスコミを茫然とさせたジョニー・デップ。夜6時からのレッドカーペットも開催が危ぶまれましたが、約一時間遅れでジョニーが会場に到着。ようやく顔を見せてくれました。
もっと元気がないかと思っていたら、意外に普通そう。隣に婚約者のアンバー・ハードをエスコートして、常に手を握っているか、腰に手をまわしているか。『もうレッドカーペットもキャンセルか』と思われていたムードをかき消すように二人は意欲的にマスコミ応対やファンサービスをしていました。アンバーは背中が丸出しのセクシードレスで、腰のあたりのタトゥーがまるわかり。あのエンゲージリングもしっかり見てきました。
こうなってくると体調不良の原因はなんだったのか気になりますが、それに関する説明はなし。とりあえず何もなしで終わらずに良かったと思えましたが、会場が狭く、三時間くらい立ちっぱなしだったので、脚がつかれた!
でも待っている間にフジ「ニュース・ジャパン」のインタビューなどを受けました。『なぜハリウッドスターは自分で製作会社を作るのかについて』というテーマで、なんともう今晩放映されるのだそうです。
結果オーライですが、ジョニーに振り回された一日でした。
posted by 編集長 at 21:15| 日記

ジョニー来日会見キャンセル

ジョニー・デップが一年半ぶりに新作「チャーリー・モルデカイ」のキャンペーンで来日。昨日の夜、アンバー・ハードを伴って空港に着いたのを見て、『あれ一人で来るって言ってたんじゃ?』と思ったのですが、それ以上に予想外の出来事が。今日の正午から都内で記者会見を予定していたのですが、まず『準備ができていないので30分以上遅れる』というアナウンスが。その後もう一度『さらに遅れます』と言われて、一時間が過ぎようとした頃、突然『ジョニーが体調不良のため、急きょ会見を中止することになりました』と関係者が登場してお詫びが始まりました。場内は唖然として、声も出ない状態。
とりあえずジョニーは夕方のレッドカーペットには出席すると言っているそうで、病状も気になるけど、なんとか出てきてほしいもの。詳しい状況が分からないので、こちらも行ってみるつもりです。その状況はまたアップします。
posted by 編集長 at 13:49| 日記

2015年01月16日

昨日のオスカー・ノミネーション

昨日の夜10時半(日本時間)から行なわれたアカデミー賞ノミネーションを見ながら、リスト作りして、それをオンラインニュースにアップしたところで、終電の時間も迫ってきたため、ブログは今日までお預けにしました。この時期の発表だったので、21日発売の本誌には間に合っていませんが、そこで掲載した「大予想特集」の内容はほとんど間違っていなかったと思います。
といいつつも、今回もサプライズがあって、発表を見ながら思わず突っ込みを入れてしまったりも。個人的には一番のサプライズは主演男優賞のブラッドリー・クーパー。「アメリカン・スナイパー」は作品賞とうまくいけば監督賞も候補になるかもというくらいでしたが、主演男優賞はクーパーよりジェーク・ギレンホール、デーヴィッド・オイエロウォの方が下馬評ではずっと優勢だったので5人には残れないだろうと思っていました。結局「アメリカン…」は監督のイーストウッドが落選して、作品・主男・脚色など6部門で候補になる大健闘。もう一つのサプライズはアニメーション部門で「LEGOムービー」が落選したこと。「ヒックとドラゴン2」と競り合う本命と思われていたのに。これで日本の「かぐや姫の物語」にも受賞の可能性が大きくなってきたことは確かですが。
作品賞は今回8作に留まり、例年の9作を一つ減らした格好ですが、その理由はなんなのでしょう?「ゴーン・ガール」や「インターステラー」といったヒット作が無視される形になりました。監督賞には作品にノミネートされなかった「フォックスキャッチャー」のベネット・ミラーが入り、イーストウッドや『セルマ』のエヴァ・デュヴァルネ、『セッション」のデーミアン・チャゼルあたりが外れることに。主演女優賞は「ビッグ・アイズ」のエーミー・アダムズ、『ケーキ』のジェニファー・アニストンが落ちて下馬評で強かった5人がそろったという感じ。助演男優賞の5人は鉄板。同女優賞には『ワイルド』のローラ・ダーンが残り、『モスト・バイオレント・イヤー』のジェシカ・チャステーンあたりがあぶれたという印象です。
ちなみにこの数日で「アメリカン・スナイパー」「セッション」「イミテーション・ゲーム」を立て続けに試写で見たのですが、いずれも力作&熱演! すでに見た「バードマン」もすさまじいイマジネーションの映画だったし、「博士と彼女のセオリー」も予想以上の出来栄え。作品賞候補で未見なのは『セルマ』(キング牧師と公民権運動を描く)だけですが、こちらも早く日本公開が決まってほしいです。
posted by 編集長 at 16:57| 日記

2015年01月12日

ゴールデングローブ賞発表

3月号は金曜日に全部を校了せざるを得ず、本日ロサンジェルスで発表されたゴールデングローブ賞の結果をすべりこみで掲載することができませんでした。オンラインで速報を流しましたが、「6才のボクが、大人になるまで。」が順当に作品賞(ドラマ部門)、監督賞(リチャード・リンクレーター)、助演女優賞(パトリシア・アークェット)を受賞した一方、ミュージカル/コメディー部門の作品賞最有力といわれた「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」をやぶって「グランド・ブダペスト・ホテル」が作品賞に輝き、ちょっとした番狂わせを見せてくれました。また主演男優賞(ドラマ部門)は「イミテーション・ゲーム」のベネディクト・カンバーバッチかな?と思われましたが、「博士と彼女のセオリー」のエディー・レッドメーンが受賞という結果に。たまたまこの作品の試写を校了後に見に行ったばかりですが、スティーヴン・ホーキング博士をなりきり演技で熱演したレッドメーンは、あの「レ・ミゼラブル」のマリウスと同一人物とは思えない役作りで観客を圧倒します。英国の先輩ダニエル・デイ・ルイスの「マイ・レフトフット」をちょっと思い出しちゃいました。
また主演女優賞ドラマ部門のジュリアン・ムーア対ロザムンド・パイクは、ジュリアンに軍配。ミュージカル/コメディー部門の同賞は外国人記者に受けがいいエーミー・アダムズの二年連続受賞。ほかに強敵もいなかったし順当でしょう。アニメーション賞の「ヒックとドラゴン2」は強敵「LEGOムービー」をやぶっての受賞。日本でも上映してほしい! 外国語映画賞の「リヴァイアサン」も「イーダ」に競り勝ったようです。TV部門ではこれまでの受賞常連番組をおさえて、新興勢力が台頭してきた感じ。まあ確かに毎年同じ人が受賞したのでは飽きられそうですからね。助演男優賞のマット・ボマーがジョン・ヴォイトやビル・マーリーら実力派をおさえての受賞とかは、そうした選者の感覚がありあり?
さてアカデミー賞の前哨戦ともいわれるゴールデングローブ賞ですが、意外にその結果は重ならないこともしばしば。15日にせまったオスカー・ノミネーションがどうなるのか注目です。
posted by 編集長 at 13:51| 日記