2014年07月24日

ようやくベネチア映画祭ラインナップ決定

しばらくブログ書けない間に、ジェームズ・ガーナーが亡くなったり(合掌)、いろいろありました。
さて、今年のベネチア映画祭ラインナップがようやく決まったようです。コンペ部門は日本から塚本晋也監督の「野火」もエントリーされています。コンペはほかに有名な監督に絞ってみると、ファティ・アキン、ロイ・アンダースン、グザヴィエ・ボーヴォワ、デーヴィッド・ゴードン・グリーン、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(彼の「バードマン」がオープニングになるらしい)、ブノワ・ジャコ、アンドレイ・コンチャロフスキー、アンドルー・ニコルといった面々。やはりカンヌとは一味違いますね。
非コンペ部門ではピーター・ボグダノヴィッチとかジョー・ダンテとかバリー・レヴィンスンとかちょっと懐かしい監督たちが招かれていますが、これも今回の特徴なんでしょうか。
しかし来場するスターは地味になりそう? アル・パチーノが2作あったりしますが、ほかにイーサン・ホークとかエドワード・ノートンとかは来るだろうと想像できるものの、ブラッド・ピットやらジョージ・クルーニーやら、ジョニー・デップやらといった大物は? 
発表されたばかりなので、また少し動きがあるかもしれません。秋口は日本公開作もさびしいし、何か大きな話題を提供してもらえるといいのですが。
posted by 編集長 at 22:00| 日記

2014年07月20日

マイケル・ベイって天才?

ようやくこの夏の超大作「トランスフォーマー/ロストエイジ」の試写を見ることができました。
前3作から主人公がマーク・ワールバーグ扮する親父さんとそのやたらセクシーな娘ニコラ・ペルツ、その恋人ジャック・レーナーの三人に変わったものの、ノリはこれまでと同じ。というかそれ以上かも。言っちゃうと
マイケル・ベイがすっごく興奮して撮っている感じが無尽蔵に出ていて、ストーリーとかつじつまとかそんな小さなことはもうどうでもいいくらい、トゥーマッチなトランスフォーマーたちの闘いに圧倒されるのみ!
一番気になるのは、これだけ人間側に裏切られてもなお人間を救おうとするオプティマスの心情ってどんだけ律儀なの? ってことですが、それすらもところどころ引っかかる程度で、映画はただひたすらにオートボットとディセプティコンの、人間の肉眼ではすべて捉えきれないようなめまぐるしい戦いが繰り返されるんです(まあそこに悪い人間の謀略なんかも混じっていますがね)。
しかも上映時間2時間45分って、「惑星ソラリス」とか「タワーリング・インフェルノ」とか「風林火山」とか「ムトゥ踊るマハラジャ」と同じくらい長い! 私の隣にいた人は1時間弱でもう腕時計を見まくりでしたが、そのあたりで普通の映画のクライマックス的な感じがしたのかも。
見ているうちにこれだけクライマックス感を連発できるマイケル・ベイってやっぱり天才なのかも?と思えてきました。前3作もそうだったんですが、もう人知の及ばぬ世界に行ってしまった人、というような演出が、下手すると退屈になってしまうところ、逆に陶酔感を覚えさせるあたり、ただのイケイケ監督ではないなと。だからクリストファー・ノーラン監督も彼に注目しているのかもしれません。
映画が終わった後、劇場(日本橋のTOHOシネマズだったんです)を出たところで『最高!』と興奮して宣伝部に語っている人もいましたが、トランスフォーマー・ファンなら間違いなく楽しめること請け合い。ただ3Dは思ったほど効果が出ていなかったけど、ドルビーATMOSが大迫力でした。
posted by 編集長 at 15:36| 日記

2014年07月13日

ついに新橋も…

昨日のニュースを見てびっくり。丸の内ルーブルや三軒茶屋に続き、名画座の老舗・新橋文化もついに8月いっぱいで閉館だそうです。たしかにいま新橋駅下のガードが一斉に耐震強化工事が始まっていましたから、あそこだけ除外というわけにもいかないでしょうね。工事が終わって新たにオープンということもなさそうだし、これで私の行きつけの名画座は壊滅です。あまりにショックで、いましがた上映中の「WALKABOUT美しき冒険旅行」を見に行ってきたんですが、このニュースのせいかお客さんも多かった。最近は以前のB級アクション路線をお休みして、かなり古めの名画をラインナップしていたので、お客さんも増えていたらしいのに(何かの番組時には満員札止めになったとかいう話も?)残念です。この路線変更もデジタル上映ができないことの裏返しだったのかもしれませんが。
ところで「美しき冒険旅行」、ニコラス・ローグの幻の最高傑作といわれた71年作ですが、おととい試写で見た「荒野の千鳥足」(テッド・コッチェフ監督の71年作で日本初公開の怪作)と時を同じくしてオーストラリアで作られたマニア映画。「美しき」が日本公開もされ、ファンが多いのに対し、「荒野の」は未公開のまま埋もれていた呪われた作品という触れ込みで、9月にレイトショー公開されることに。どちらもカンガルー狩りのシーンがあり、アボリジニ文化もしっかり登場。この時代は今では蛮行に見えるこういう狩りも普通に行われていたんだなあと変なところに関心が。また「大脱走」「007は二度死ぬ」「ハロウィン」などで有名なドナルド・プレズンス先生(先生と言ってしまうのは昔来日した時インタビューでお会いして、いろいろ教えていただいた先生という印象が強いから)の大怪演も見どころ。
話がだいぶそれましたが、二年前に浅草中映もなくなってしまったし、個人的には名画座ライフはもう終わったも同然という感じです。残ったギンレイ、目黒シネマ、早稲田松竹、文芸坐などには引き続き名画座という文化を伝え続けてほしいものですが。
posted by 編集長 at 16:36| 日記

2014年07月10日

例年のとおり

9月号が校了し、すぐに会議、そして今日から10月号の体制に。8月にお盆休みで印刷所が停止するため、前倒しで7月から8月にかけて製作の10月号の入稿・校了が急務となる、いつものやつです。
そんなときに健康診断の結果が届いて、要再検査=胃カメラを飲めという召集令状が突き付けられ、テンション下がりっぱなしです。でもそろそろ飲まなきゃいけないころかなと予感していたので、まあ半分納得してはいるんですが。
ということで、しばらくの間このブログを書けませんでしたが、ぼちぼち試写を見に行くと思うので、ご覧ください。書けないうちに見た「グレート・ビューティー 追憶のローマ」が素晴らしかったんですが、今年のアカデミー外国語映画賞受賞作とはいえ、監督のパオロ・ソレンティーノの前作「きっと、ここが帰る場所」は撮影は良かったものの、語り口がちょっと苦手かなと思っていたんで、いきなり大躍進!という感じ。彼の出世作「イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男」を未見だったので、ぜひ見たくなりました。
とにかく現代のローマが魅惑的。まさにこれは今どきの「甘い生活」といえそうな出来栄えで、このところ不振だったイタリア映画界の救世主現る? と感じました。ちょっと書くのが遅くなりましたが、公開は8月下旬からなので、ぜひ。
posted by 編集長 at 18:47| 日記

2014年06月26日

エル・ファニング

一度電話インタビューしたことはあったけれど、直に会うのは初となるエル・ファニングに(去る月曜に)インタビューしてきました。
電話の時もそうだったけれど、とにかく天真爛漫。どんな質問も笑顔で返すあたり、ハリウッドでずっと子役として活躍してきた人には思えないほど素直。身長こそすらりと高いけど(175センチくらい?)、笑顔はまさに無邪気なティーンという感じで、自分が表紙に載ったSCREENも嬉しそうに見つめていました(インタビュー中は中を見てはいけないと思ったのか、ページを開かなかったけど、前日ショッピング中に本誌を見かけてすごく嬉しかったと言っていました)。
アンジェリーナ・ジョリーのことは今も恐れ多くて気安く『アンジー』と呼び掛けられないのだとか。お姉さんのダコタとの仲良しぶりも披露してくれて、楽しいインタビューになりました。特写と共に次回9月号で掲載しますのでお楽しみに。
 さて話は変わりますが、またまた訃報で、「荒野の七人」「続・夕陽のガンマン」などで有名なバイプレーヤー、イーライ・ウォラックが24日、98歳で死去したというニュースをもうご覧になったことでしょう。最近も「ホリデイ」の元脚本家役とか「ウォール・ストリート」などに出ていたので、90過ぎなのにすごいなあと思っていましたが、残念です。最近CSばかり見ていて、「ドミノ・ターゲット」や「ザ・ディープ」「おしゃれ泥棒」「ハンター」といった作品で彼の顔をよく見かけていたので、どうしてるのかなと、気にしてはいたんですよね。こんなに長く現役を続ける有名俳優はもうほとんどいないはず。ご冥福をお祈りします。
posted by 編集長 at 21:05| 日記

2014年06月23日

銀座のジャズバーにて

週末の土曜日に友人の誘いがあって銀座のジャズバー、エムズに行ってきました。ここは数年前まで近代映画社があったみゆき通りのすぐ近く。通勤していたころは知りませんでしたが、大体住所を調べたら、あああのあたりとわかったくらい、懐かしい場所でした。
ピアノ、ベース、トロンボーンの三者演奏に歌もついてのライブ、3ステージを途中から聞かせてもらったのですが、友人に紹介されたのが、そこでトロンボーンを吹いている河辺浩市(公一)さん。この方は50年代から70年代にわたって数々の日本映画音楽を担当された現在87歳の大ベテラン。編曲では「嵐を呼ぶ男」、演奏ではあの「七人の侍」などにも参加されているような邦画界の生きる伝説です。
休憩時間にSCREENの編集長だと友人に紹介してもらうと、いろいろと昔の話を気さくに聞かせていただき、往年の日比谷映画のことや、小林桂樹さんのことやら、お好きな外国スターがアーサー・ケネディーやレイ・ミランド(渋い!)とか短い間でしたが、大変貴重なお話を伺えました。もちろん演奏も味があっていいのですが、とにかく話術がうまい。ボブ・ホープと偶然共演した時の話なども楽しく、さすがという感じ。演奏曲もグレン・ミラー楽団やら『この素晴らしき世界』など懐かしく、あっという間に時間が経ってしまいました。
また機会があれば、ぜひ演奏もお話も聞かせていただきたいものですが、若く見えるというもののお年がお年なので健康には気を付けてこの定期ライブ続けていただきたいものですね。
posted by 編集長 at 17:43| 日記

2014年06月17日

人気スター作品も日本未公開の受難時代

この8月に日本公開予定となっていたキャメロン・ディアズ主演のコメディー「SEXテープ」が公開中止になったことが先日発表されました。キャメロン・クラスのスター主演作でも未公開扱いになってしまうのは、今後も続いていくかもしれないという危惧を抱いた途端、今度はジョージ・クルーニー、マット・デーモン、ケート・ブランシェットらが共演する「ミケランジェロ・プロジェクト」も日本公開中止という報が届きました。
これは最初4月に日本劇場で公開される予定だった大作。一時延期になって秋口に公開されるという話だったのですが、まさかの未公開に。これってもう前売りも売り出していたんじゃ……と思ったら、払い戻しするそうです。そうまでして公開をやめるのは、日本では商売にならないと本国が踏んだから?としか考えられないですね。やはりキャメロンやクルーニー・クラスの主演作でも日本では必ず公開されるとは限らない状況が来てしまったということなんでしょう。
「アナと雪の女王」が記録的大ヒットを続けている一方、やはりその他の洋画は苦戦を強いられているのが実情。今のところ今年度1位「アナ」の興行収入230億円に対し、2位は「アメイジング・スパイダーマン2」または「ゼロ・グラビティ」の約30億円。1位と2位で200億円も差がある!「アナ」はノースターのアニメーションであることからしても、大スター作品がお客を呼ぶ時代ではないということはスタジオ側もうすうす感じているはず。公開前からそろばんをはじいている誰かが決めていることでしょうが、キャメロンやクルーニー・ファンにとっては残念至極ですよね。
やはり公開が見送りされていたベネディクト・カンバーバッチの「フィフス・エステート」もメジャーに代わって、どこかインディー系の会社が買い取って小規模公開されるかもと思っていたら、7月16日よりオンデマンド配信が決まってしまいました。パッケージ化は冬だそうです。キアヌー・リーヴズの監督出演作「ファイティング・タイガー」はDVDスルーの危ないところで、全国5館だけ期間限定公開が決まりました。
ならば「アナ」のようなアニメーションはOKなのかというと、「アナ」が日本での稼ぎのハードルを高く上げすぎてしまったために、アメリカで大ヒットのアニメも場合によっては日本公開が見送られてしまう可能性があるそうで、なんだかなあという感じです。
一度公開が決まっても油断できないというこの洋画受難時代、あまり続いてほしくないですが……
posted by 編集長 at 15:34| 日記

2014年06月14日

夏映画感想

昨日トム・クルーズの新作「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を見てきて、これで夏映画の主なものは「トランスフォーマー/ロストエイジ」以外、大体見終った?感じです。
「オール・ユー…」はエイリアンとの戦場に送り込まれた現場経験のない少佐が、闘いと戦死のループ状態に巻き込まれるという設定だけ聞いているとワンシチュエーションっぽい感じもしますが、つかみの部分から迫力があり、そのあともスピーディーな展開で、最後まで引き込まれる出来でした。本国で評価が高いわけが見てやっとわかったところですが、ダグ・ライマンの絵の見せ方も上手いのでしょう。トムももちろんさすがです。
それ以外の主要夏映画では、まずジョニー・デップの「トランセンデンス」ものっけの部分はかなり期待感をあおってくれます。欲を言えば、その期待感が後半、失速していくところをもうひと頑張してくれれば、もっと傑作になりえたかも。
アンジェリーナ・ジョリーの「マレフィセント」も「眠れる森の美女」を知っている人にはびっくりの展開で、面白いんだけど、ここまでアレンジしていいの?と変な心配もしてしまいます。でもオリジナルにこだわりがなければ、それはそれでマレフィセントという女性(妖精)の生きざまとして感銘できるかもしれないです。
全米ベストセラーの映画化「ダイバージェント」も予想以上に楽しめたかも。「ハンガー・ゲーム」に近く、近未来アクションなんですが、少女が戦士として成長していく物語(プラス・ロマンス)なので女性が見ても十分面白いと思いますが。シャイリーン・ウッドリーの資質も予想以上でした。
また「GODZILLA ゴジラ」も前回のハリウッド版より、かなりオリジナルに気を使った、きっちりしたエンターテーンメントで、俳優陣も演技派が多く、ギャレス・エドワーズ監督の頑張りが顕著な作品でした。
8月公開の「イントゥ・ザ・ストーム」は正統派ディザスター映画で、3Dで見たかったほどの巨大ハリケーン(トルネード?)が大迫力。リチャード・アーミティッジ・ファンもお楽しみに。
と、どれも見どころ盛りだくさんの夏映画、(できますればSCREENを参考に)あなたなりのお気に入りを見つけてください。
posted by 編集長 at 16:38| 日記

2014年06月07日

GODZILLAの監督

雨ですね。しかも記録的な? 昨日わが台東区にまで洪水警報が出ていてびっくりしました。そんな雨中の昨日、久々に帝国ホテルで取材が。最近取材といえば、新しいホテルばかりで、老舗でやることがあまりないんですけど、今回は宣伝が東宝さんということもあり、ご近所の帝国ホテルになったようです。
お相手は「GODZILLA ゴジラ」の渡辺謙さんとギャレス・エドワーズ監督。謙さんはいつものスターオーラ出しまくりの謙さんでしたが、隣でちょこんと座った監督が、本当にフツーの青年で、もっとオタクっぽい人かと思っていたので、意外でした。英国人(ウェールズ人)だけど、180センチくらいある謙さんと並ぶと小柄で、あまり外国人っぽくないかも……と感じましたが、確かにゴジラ愛はある人。ただしオタクになりすぎず、客観的な視点も持てる、マニアと普通人の間の存在と謙さんもおっしゃっていましたが、まさにそんな感じでした。
なるほど今回の「GODZILLA」、すでに公開された外国ではいい評判でしたが、そんな監督が作ったからでしょう。でも本人は『日本人の評価が一番気になる』とちょっと緊張している感じが、あまり超大作の監督らしくなく、逆に好印象だったかも。そんなエドワーズ監督、「スター・ウォーズ」のスピンオフ第1作の監督に抜擢されたし、将来大物フィルムメーカーになるのかも?
ところで今日も雨ですが、たまたまTBSラジオで『雨のシーンが印象的な映画』(「明日へのエール」で6月21日放送だそうです)について語って会社に帰ってきたところ、いきなり『三軒茶屋シネマ閉館』のニュースを目にしました。個人的には一回くらいしかお邪魔したことのない名画座でしたが、吉祥寺バウスが閉まったばかりなのに、またまた老舗劇場の閉館という悲しいニュース。施設の老朽化ということですが、次はどこ?と戦々恐々となっちゃいますね。残念です。
posted by 編集長 at 15:17| 日記

2014年05月25日

カンヌ授与式

昨日の深夜というか今日の未明、テレビでカンヌ映画祭授与式の生中継を見ていました。
審査委員長のジェーン・カンピオンがどんな選択をするか、興味津々でしたが、結果はほとんどサプライズなし? もしかしたら本人(カンヌ唯一の女性パルム・ド・オル受賞監督)の発言で『もっと女性監督にパルム・ド・オルを!』と言っていたので、河瀬直美監督にあげるのかなと思っていたけど、ふたを開けたら『2つの窓』は無冠。代わりに?イタリアの新鋭アリーチェ・ロルヴァケル監督にグランプリを授けたところにカンピオンらしさを残したという印象ですか。でもプレゼンターが同じイタリアの大女優ソフィア・ローレンというあたりが出来すぎ? まあ彼女は昨年のキム・ノヴァクにあたる往年のスター・プレゼンター枠だったはずで、今回のカンヌのポスターがマルチェロ・マストロヤンニだからという由縁があるので、おそらく偶然でしょうが、タイミングのいい偶然でしたね。
パルムは大方の予想通り、トルコのヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の『ウィンタースリープ(冬の眠り)』がようやくの受賞。これまで日本公開作がないので知らない方も多いでしょうが、すでに二度グランプリをとっているので、今回は順当。初の日本公開を祈りましょう。ほかに期待された25歳の新鋭グザヴィエ・ドランには審査員賞を与えて将来性を認めました。まあきっと近々、パルムを獲る逸材でしょうから。そして同時にゴダールの新作にも審査員賞をあげたところに難しい審査の名残りが感じられますね。これだけの大物を呼んでおいて(といっても本人欠席でしたが)、無冠というのは失礼でしょうから。映画が3Dというのがびっくりでしたが、ちょっと見たくなったかも。
印象に残ったのは男優賞のティモシー・スポールの長ーいスピーチ。もうベテランだけどこういう大きな賞は(たぶん)初めてだったから感動したんでしょうね。白血病との闘いを思い出したりもしたようで、止まらなくなっちゃったのでは。最初に彼を認識したのは「ブライド」(85)とか「ゴシック」(86)のころだけど、まさかこんな名優になるとは。反対に女優賞のジュリアン・ムーアは欠席で代理がメモを読むおかげで短くて済んだけど、本人がいたら絶対長くなっていたはず。(ドランも長くて、ゴダールは代理がさらっと終えたのと同じ)周囲はちょっと迷惑そうだったけど、感動の熱さが伝わって、それはそれでよかったかもしれません。ほかの受賞作もいいところに収めて、手際の良い受賞結果でした。
posted by 編集長 at 15:35| 日記