2016年08月30日

六輔 永のお別れ会

7月に亡くなった永六輔さんのお別れ会が今日青山で行なわれ、出席してきました。この項のタイトルはこのお別れ会のタイトルです。永さんくらいになるときっと友人・知人・仕事関係者も膨大な数になるだろうから、献花してすぐ退出かと思っていましたが、会場に案内されると着席を促されて、そこから終わりまでずっと式を見学することになりました。
黒柳徹子さんから始まって、小林亜星さん、久米宏さん、中山千夏さん、鎌田實さんなどなど錚々たる面々が時には笑いも起こるようなオリジナルの弔辞を述べ、それからも永さん作詞の名曲の数々のピアノ演奏(前田憲男さんによる)、ジェリー藤尾さんの歌唱、永さんの残した反戦の詞の朗読(お孫さんによる)、和太鼓などなど、これは一つのショーなのかと思うような会でした。きっと永さんの『来てもらったからにはただでは帰しません』というようなショーマンシップを表現したお別れ会を、友人の方々が作ったのでしょう。『きっと永さんはもっとこうしろ、ああしろと天国から文句を言ってくるでしょう』と司会の北山修さんがおっしゃっていましたが、この会をプロデュースしたかったのは永さん本人だったのかもしれません。それにしても昭和の文化を作った人々がずらりとそろったこんな集いはもうめったに見られるものではないかもしれません。ちょこっとお邪魔して引き上げるつもりが、豪勢なエンターテーンメントを生で見せていただいたという気がして、『さすが永六輔さんのお別れ会!』と脱帽したのでした。
posted by 編集局長 at 14:59| 日記

2016年08月20日

dマガジン、スタート

先週はパニック・アドベンチャーの金字塔「ポセイドン・アドベンチャー」、今日はスティーヴ・マックィーンのバイオレンス「ゲッタウェイ」を午前十時の映画祭で見てきて、頭の中は70年代に逆行中。CSでも「70年代アイドル歌謡曲ベスト100」という番組を見て、ほとんど歌える!とアナログ世代、ばりばりの反応を見せていますが、まったく話変わって今日からSCREENがdマガジンでも読めるようになりました。
dマガジンといってピンとこない人も多いのですが、CMで渡辺直美さんがやってるやつというと、大抵の人がわかってくれます。まあスマホなどでもSCREENが読める時代が来たということです。エンタメ雑誌のデジタル化については、本当に結構昔からいろいろな制約などがあり、各出版社が集まっての勉強会などもありながら、実現が難しいとされてきたんですが、映画会社の方たちと話していても、もうそういう時代でもないという風潮がようやく定着してきたという感じですね。若い世代は本当に雑誌というものに対する考えが我々アナログ時代を知っている者と異なるので、今後もこういうことが当たり前のようになっていくのでしょう。
注意事項として全ページ読めるというわけではないのですが、もしよければ一度お試しください。
posted by 編集局長 at 14:06| 日記

2016年08月15日

オリンピック真っ最中

連日のようにリオ・オリンピックの様子がものすごい勢いで報道され、すいませんがちょっと食傷気味の中、80年前のオリンピックを描いた「栄光のランナー/1936ベルリン」を見てきました。
ナチス・ドイツが台頭する中で行なわれたベルリン五輪で、米国陸上選手ジェシー・オーエンスが複数の金メダルを獲得して、ゲルマン民族優位を示そうとしたナチの鼻をくじいたという逸話は、なにかで聞いたことがあったような……これはまさにその時のオリンピックの話ですが、黒人選手だったオーエンスが米国内でもかなり人種差別されていたことや、(五輪記録映画を撮った女性監督)レニ・リーフェンシュタールとのトリビア?など知らなかったことも多く、為になる映画でした。
たしかに今回の記録、メダルのことも報道すべきだとは思いますが、時には歴史に目を向けた独自の特集なども組んでもいいのでは? どの局を見ても24時間同じ映像が繰り返し流されるばかりだとそう思えてしまうもの。その前に見た「ニュースの真相」でも言っていましたが、このままだと報道は誰かが取材したものをあげつらって読み流すだけのメディアになってしまうというセリフは、オリンピックに限らず確かに今そうなりつつあるな、と合点のいくものでした。確かにメダルを取る瞬間は何度でも見ていて気持ちいいものでしょうが、それ以外にも競技の間にはドラマがいろいろあるのでは?と、ふと考えてしまうことも。
「栄光のランナー」もオーエンスが差別にあいながらメダルを取るまでの話や、米国が参加に至るまでの話や、ゲッペルスとレニの関係など、様々な角度でベルリン・オリンピックを見ていて、一方的でないところが個人的には良いと感じましたが、みなさんはどうでしょうか?
posted by 編集局長 at 18:04| 日記

2016年08月10日

スーサイド・スクワッド

昨日、ようやく10月号を校了、魔のお盆進行をなんとか終えました。一息ついたところで全米で大ヒット中の「スーサイド・スクワッド」完成披露試写会へ。
もうハリウッドでの評判を知っている方もいるかもしれませんが、ま、突っ込みどころ満載ですが、それも含めて面白かったですよ。でも一番良かったのは、やっぱりマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインでしょう。彼女の快演を見るだけでも一見の価値ありです。ウィル・スミスやジャレッド・レトーも張り切っているけど、マーゴットのハマリぶりが最高。男性ファンが激増するんじゃないかな。
それはそうとして、まず思ったのは、これってアメコミ版「特攻大作戦」ですよね。ちょっと懐かしいけど、第二次大戦のさなか、ドイツ軍司令部を破壊するためのミッションを受け、集められた12人の囚人たちの極秘作戦を描いたロバート・オルドリッチ監督の大ヒット戦争映画。死んでも誰も何とも思わない連中が、恩赦を餌に集められたものの、男の意地をかけて作戦を遂行するこの映画、大ヒットを受けて、日本でも同じような内容の東映映画「ごろつき部隊」がすぐに製作されたりしたもんです。
大きな枠組みで言えば、まさに「特攻大作戦」の囚人たちが、やはり獄中に囚われていたアメコミの悪役たちに変わったような感じで、ノリは嫌いじゃないんですよ。ただ敵役がなあ……
でも見終ったあと、うちの編集者たちと話がはずんだので、いろいろ見どころは多いです。ぜひ日本でもヒットしてくれますように。
posted by 編集局長 at 16:26| 日記