2016年10月25日

東京国際映画祭開幕

本日より、第29回東京国際映画祭開催ですが、残念ながらあまり天気に恵まれませんでした。レッドカーペット取材に行ってきましたが、私は屋根のあるところで見ていたんで、外に待っている人たちがちょっとかわいそうでした。といいつつも、レッドカーペットを歩いている当人たちは降ったりやんだりの小雨を気にすることもなく楽しんでいた様子。映画によってはメイクの人から、撮影協力者?まで含めて10数人の団体さんでやってくるところも多々あり、なんといってもレッドカーペットを歩くということは特別な経験なんでしょうね。個人的にはたまたま来日していたところを誘われたというアンヌ・パリローとか、コンペ「7分間」に主演のオッタヴィア・ピッコロ(白髪のレディーになっていた!!)なんて懐かしい女優が紛れているのが驚きだったんですが。
ま、そんな中、一番の目玉はなんといっても「マダム・フローレンス!夢見るふたり」のメリル・ストリープ。昨日の記者会見でも会場から人があふれんばかりの大盛況で、彼女も「前回やった会見より倍くらい記者がいるみたい」と驚いていました(と言っても前回は会場が倍以上広かったんです)。このマダム・フローレンスの人柄と同じように、品があるマダムといった感じのメリルは、今回日本という舞台に合わせて、鶴の柄のドレスを着ていました。サプライズゲスト?の安倍首相や「聖の青春」の松山ケンイチと楽しげに会話したり、気さくな感じがまたメリルらしいのですが、本当は来日予定だったヒュー・グラントも一緒だとますます豪華だったのに……と愚痴ってもしかたない。
先般公開されたフランス映画「偉大なるマルグリット」の元ネタとなったアメリカの実話を、今度はわりと史実に忠実に映画化した本作。またメリル、オスカー候補?と思わず突っ込みたくなる名演ですので、お見逃しなく。
posted by 編集局長 at 19:57| 日記

2016年10月22日

七人の侍

今年の「午前十時の映画祭7」最大の目玉と言われる「七人の侍」4K版に行ってきました。日本橋で見たんですけど、前週までやっていた新宿の劇場がものすごいチケット争奪戦だったと聞いて、早めにチケット予約しておいてよかった……(それでもぎりぎりですぐ満席になったんですが)完売状態だったのですがなぜか私の隣の席は最後まで空席。予約したけど来られなかったのかな?
それにしても映画館で「七人の侍」を見るのは何年振りだろう? もしかしたら20年くらい見てなかったかも。そのくらい久々のせいか、4K映像があまりにも完璧なせいか、めちゃめちゃ感動しました。黒澤明監督の名演出は当たり前ですが、志村喬、三船敏郎はじめとするキャストの演技が脇の脇まで素晴らしくて、以前見た時より感動したかもしれません。三時間半という上映時間(途中休憩アリ)もまったく苦にならないどころか、もう終わり?というくらい。映画とは演出、演技に加えて、脚本、美術、ありとあらゆる部門の総合芸術なのだという基本をあらためて感じさせてくれる教科書のような作品です。戦後10年足らずの時期にこれほどの作品が出来ていたことを思うと、やはり映画の黄金期はこの時代を指すのかなと改めて感じ入ります。
まだ10日以上上映していますので、まだ見たことがないという人はもちろん、以前見たなあという方も再見をおすすめ。モノクロだけどとにかく映像が美しく変身しています。
posted by 編集局長 at 16:43| 日記

2016年10月17日

スコセッシと妙な場所で遭遇

今年の高松宮殿下記念世界文化賞の演劇・映像部門の受賞者に選ばれたのは巨匠マーティン・スコセッシ監督。明日の授与式前に恒例の受賞者記者会見が行われたので行ってきました。私は第1回(受賞者はあの「天井桟敷の人々」のマルセル・カルネ監督!)から行っているんですが、今回もう第28回ということで、さすがに年を痛感します。その第1回から国際顧問(選考委員)を務めているアジア地域担当が、中曽根康弘元首相。まだ現役で毎年この会見や授与式に出席しているんですが、なんといま98歳!? かくしゃくとしていた中曽根さんも最近は足元がおぼつかなくなってしまったんですが、今日会見前にトイレにいたら、お供の人たちと一緒に中曽根さん、車いすで入ってきました。なんだか居てはいけないような気がしてきたので、用も早々に出てきちゃいました。もちろん会見には自分の足で登壇するんですが、きちんと挨拶なさる98歳、お元気です。
そこでスコセッシも登場して受賞者の5名と中曽根さんはじめとする国際顧問(イタリアの元首相ディーニとか、オックスフォード大の総長のパッテンとか、メトロポリタンの元理事長ルアーズとか、私ら下々の者がめったにお会いできない人々が目の前にいます)たちのありがたいスピーチが終わり、今度は別室で各受賞者の個別懇親会が行なわれるんです。その部屋に移動して席を取ってから急いでトイレに駆け込んだら、こんどはスコセッシがいました。ただ音楽部門の受賞者ギドン・クレメールさんと一緒で楽しく歓談中だったので、声を掛けるなんてできません! せまい化粧室に世界的芸術家二人と私の三人だけというシュールな状況の中、二人が出ていくまで冷や汗ものでした……
そのあと、スコセッシの懇親会で質問したくてずっと手を上げていたのに、指名されなかったのがなんとも心残りです。監督ったら(早口なのに)話がめちゃ長いんだもん……あっという間に制限時間がいっぱいになったのでした。
posted by 編集局長 at 20:23| 日記

2016年10月13日

昨日の停電

夜の12時ころ家に帰るまで全く知りませんでした。そんな大規模な停電が東京で起きていたなんて。
会社と同じ千代田区でも被害にあったところがあったとか。昨日は会議漬けの1日(今日も)だったので、部屋にこもりきりで、小社の出かけていた社員がなかなか帰社できなかったことも知らなかったし。地震じゃないからスマホの速報も鳴らないし。結構落とし穴的な災害ですよね。
帰りの電車内でも何もなかったかのようにアナウンスもなし。台東区民は被害にあっていないから、その話題にふれる人もなし。そのまま帰宅してテレビをつけたら大ニュースになっていてびっくりした次第です。
外界とあまり接触しない時期がようやく終わったのですが、さっそく本日1月号の会議終了。また雑誌作りに没頭します。
posted by 編集局長 at 20:14| 日記